国宝 北円堂
2009年5月3日の話ですけど・・。
興福寺は遠足などでも何度も訪れた場所ですが、忘れかけたので久しぶりに行ってみました。
説明文:
日本に現存する八角円堂のうち、最も美しいと賞賛されるこの堂は、
興福寺創建者藤原不比等の一周忌にあたる養老5年(721)8月に、元明(げんめい)天皇と
元正(げんしょう)太上天皇がお建てになりました。
伽藍(がらん)の中では西隅に位置しますが、ここは平城京を一望の下に見渡すことのできる一等地で、
平城京造営の推進者であった不比等(ふひと)の霊をなぐさめる最良の場所です。
治承4年(1180)の被災後、承元4年(1210)頃に再建されました。
八角の一面は4.9m、対面径は11.7m、本瓦(ほんがわら)葺きの建物です。
華麗で力強く、鎌倉時代の建物であるにもかかわらず、奈良時代創建当初の姿をよく残しています。
内陣(ないじん)は天蓋(てんがい)が輝き、組物間の小壁には笈形(おいがた)が彩色されています。
堂内には本尊弥勒如来(みろくにょらい)像(国宝)、法苑林(ほうおんりん)・大妙相菩薩(だいみょうそうぼさつ)像、
無著(むちゃく)・世親菩薩(せしんぼさつ)像(国宝)、四天王(してんのう)像(国宝)が安置されます。
ゴールデンウイーク中は公開しているようです。 |
北円堂 |
運慶作仏像 |
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